HERO’S JOURNEY 【 実施レポート】
人生はいつだって自分が主人公
HERO’S JOURNEY 主人公体験型プログラム 実施レポート
2025年8月20日(水)、読売理工医療福祉専門学校にて「HERO’S JOURNEY 主人公体験型プログラム」を開催しました。
参加者は20代から40代まで、立場も経歴もまったく異なる4名。
しかし、その違いは決して壁にはならず、むしろ多様性が化学反応を起こし、互いの人生が深く響き合う一日となりました。


子供時代の“ヒーロー”を思い出す瞬間
オープニングで問いかけたのは「あなたが子供の頃に憧れたヒーローは誰ですか?」。
ある人は「悟空」、またある人は「忍者」、そして「三浦知良」の名前も挙がりました。
私はドラゴンボールの“悟飯”を挙げましたが、それをきっかけに自然と笑い声が起こり、会場の空気が一気に和みました。
一見ばらばらに思えるヒーローたちも、実は共通して「自分もこうありたい」という願望の投影。
この時点で、参加者たちはすでに自分の物語を語り始めていたのです。

人生を折れ線グラフに描く
次のワークは「自分の過去と今」を振り返る時間。
ポジティブな出来事とネガティブな出来事を折れ線グラフにしながら、自分の人生を“見える化”していきます。
「普段、自分の人生をこんなふうに振り返ることなんてない…」
そう口にしながらも、ペアの相手から「その時どう感じたんですか?」「何が支えになりましたか?」と問われるたびに、少しずつ心の奥が開かれていきました。
ある方は静かに語りました。
「ネガティブな出来事も、振り返ってみると自分の大切な財産だったと気づきました」
人生のグラフはただの線ではなく、“自分という物語”を浮かび上がらせるものでした。

10年後の“ありたい姿”を描く
続いて「10年後の自分のありたい姿」を描くワーク。
“なりたい姿”と“ありたい姿”の違いに悩みながらも、対話を重ねるうちに少しずつ輪郭がはっきりしていきます。
「もっと後輩から頼られる存在でありたい」
「清貧で誠実な自分でいたい」
「格好良い大人でありたい」
言葉にするたびに、自分の未来が確かなイメージとなって立ち上がっていきました。
そしてペアから「もっとあなたはこうあれる!」とフィードバックを受けた瞬間、涙を浮かべる方も。
その場に居合わせた全員が、その感情の波に胸を打たれました。
「人から認めてもらうことで、初めて自分の未来が見えた気がする」
まさに人生のターニングポイントに立ち会った瞬間でした。


障壁を乗り越えるアイデアを共創する
理想の姿が明確になった次は、その前に立ちはだかる「障壁」を洗い出すステップ。
「時間の制約」「自信のなさ」「環境の壁」…自分ひとりでは気づかない課題も、仲間と一緒に言葉にすることで広がりと深さが増していきます。
そして「第一歩として何をするか」を具体化。
「明日からこれをやってみよう」という小さな一歩が、現実を動かす最初の力になります。
ある方はこう語りました。
「課題は大きいけど、仲間と考えたことで“できる”と思えるようになった」
感動のラスト:エールの交換
最後は全員からの「エール」。
単なる励ましではなく、相手の未来を信じ、応援する言葉が次々と贈られました。
「あなたならきっとできる」
「これからも応援しています」
「一緒に夢を叶えましょう」
言葉を受け取った参加者の表情は輝き、会場は涙と笑顔に包まれました。
そして自然とLINE交換が始まり、「今度飲みに行こう!」という声まで飛び出しました。
研修を超えて“生涯の仲間”が生まれた瞬間でした。
アンケート結果:満足度は驚異の4.8/5
終了後のアンケートでは、平均満足度4.8点(5点満点中)という高評価。
コメント欄には感動と気づきの声があふれていました。
- 「自分の過去を振り返ることで、今の自分を肯定できた」
- 「10年後の自分を語るのは照れくさかったけど、仲間の言葉で勇気が湧いた」
- 「講師の進行が心地よく、自然に深い対話ができた」
- 「障壁を言語化できたことで、解決策がリアルになった」
- 「最後のエールの時間で、仲間とつながる大切さを実感した」

まとめ:主人公は一人じゃない
「HERO’S JOURNEY」は、一人ひとりが「自分の人生の主人公」であることを思い出させてくれるプログラムです。
しかし主人公は決して孤独ではありません。
別々の人生を歩んできた仲間とパーティーを組むことで、もっと大きな力を発揮できる――。
その実感を全員が持ち帰ってくれました。
本プログラムは、新人研修や内定者研修での自己肯定感の醸成、チームビルディングはもちろん、プロジェクト立ち上げや経営層の合宿、キャリア研修など、あらゆる場面でご活用いただけます。
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そう思われた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


